ごっこ遊び3
2023年07月01日
言葉を使ったコミュニケーション能力の育ち
お店屋さんごっこをしているとき、店員さん役の子どもは「いらっしゃいませ。○人様ですね。○番テーブルへどうぞ。」と、店員さんそっくりの言葉遣いになります。お客さん役の子も、○○お願いします。」と丁寧な言葉遣いです。普段の生活では使わないこうした言葉のやりとりも、ごっこ遊びでは盛んに見られ、言葉を使ったコミュニケーションの豊かな体験となります。このように言葉を使い分ける力は、赤ちゃんには赤ちゃんがわかるようにゆっくりと、目上の人にはていねいに、相手によって言葉を使い分ける社会的な言語力につながります。それは、語彙力だけではなくイメージを共有しながら、会話を楽しむことで、その場や相手に合わせたコミュニケーションの力も育みます。(役割あそび)