toysおもちゃ・あそびの紹介

ごっこ遊び4

2024年01月01日

生活に必要な知識や知恵の体得

ごっこ遊びでは、子どもたちが社会の仕組みを自分たちで再現し、発見する過程が見られます。例えば、子どもたちが紙を丸めてわらび餅を作りました。すると、それを冷やす冷蔵庫を作ろうということになりました。さらに、それを売ることとなり、お札や硬貨を作りましたが、なかなかお客さんが来てくれないと、今度は自動車を作って売りに行くことにしました。ごっこ遊びは、次々に繰り出される新しい思いつきで常に変化していきます。そこには家庭での生活の知恵があり、社会や経済の仕組みがあります。子どもたちは、ごっこ遊びを通して、身近な生活で見聞きしたことを再現することで、社会の仕組みやその意味を自ら発見していくのです。(役割遊び)

畑で採れたさつま芋を自分たちで焼き、おいも屋さんを開店しました。買い物や、外食など社会で得た経験があるからこそ遊びが展開していきます。